バナオの奮闘記

エリートコースを歩んだ後、起業に挑戦したら大失敗。今はとある社長のもとで修行中の身。

長期的な視野での課題とその対策

7/26分。7/29記載。3日遅延。

 

昨日、ここ一週間の振り返りをした。

banao34.hatenablog.com

 

もう少し、長期的な視野で課題とその対策を整理する。

 

 

 

 

課題の整理

私は経営者として、稼ぐ力と信用が足りていない。

 

経営者には、まず第一に利益を生み出す力、つまり稼ぐ力が必須である。

更に、その利益を生み出す力にレバレッジをかけるための信用を積み上げていく必要がある。

 

稼ぐ力をフローとするならば、信用は稼ぐ力を発揮し続けていった結果として積みあがっていくストックだ。

 

稼ぐ力は三つに分解できる。

"他人への価値提供力" × "価値をお金に換える能力" × "価値提供を仕組化する力" である。

 

信用は二つに分解できる。

"理念" × "一貫性" である。

 

つまり課題は、以下の五つに分解できる。

・他人への価値提供力

・価値をお金に換える能力

・価値提供を仕組化する力

・理念

・一貫性

 

それぞれ順番に見ていく。

 

 

 

課題①:他人への価値提供力

まず、当然のことだが、他人に価値を提供しなければ対価としてのお金は得られない。

 

私が提供できそうな価値は以下の通りである。

 

 

①事業の企画整理/ドキュメンテーション

事業の企画段階においては、まず筋の通ったストーリーが必要になる。

誰がどんな課題を抱えていて、それをどうやって解決して、どのようにマネタイズするのか。

その解決をそのチームがやる理由は何か、つまり理念・実績・競合優位性はどこにあるのか。

これらを整理し、一貫性を持たせて、筋の通ったストーリーにする必要がある。

 

次に、そのストーリーを可視化し、ドキュメントに落とす必要がある。

新しい事業を企画する際には、往々にして融資や出資による資金調達が必要になる。

その際、融資や出資を受ける相手を説得するための材料として、ドキュメントが求められることが多いからだ。

また、チーム間で意思疎通を取るためにも、ドキュメント化は重要だ。

構想を口頭だけで話していても一向に理解されないことがある。

その際に、ドキュメントがあると共通見解を持ちやすいし、理解も促進される。

 

 

②知識・経験の整理・提供

知識・経験を整理し提供する力も磨いていきたい。

本ブログもその一環と言える。

 

知識・経験があっても、それを幅広く普及させたり、より高い付加価値にするためには知識・経験を整理して、提供してあげることが必要だ。

 

上述の企画整理/ドキュメンテーション力とも重なるが、理解しやすいように知識・経験の構造を整理した上で、分かりやすいように可視化してあげる。

 

更に、顧客が一番欲している情報にアクセスしやすいようにしてあげる。

もし、顧客がその情報を理解できないようであれば、分かりやすく口頭で解説してあげる。

 

この知識・経験に関しては領域を絞る必要もありそうだ。

あまり広範囲になってしまったり、抽象度が高すぎると、誰にその情報を提供するのかが不明確になる。

保険と事業企画・開発に特化する。 

 

 

③キャリアコンサル力

実はみんな本当にやりたいことは分かっていないし、それが分かったとしても一歩を踏み出すことは難しい。

 

まずは、相手の過去の経験を聞いて、本当にやりたいことを明確化する。

そして、それに向けて一歩を踏み出せるように励ましてあげる。

必要であれば、その人の目指す姿に近い人や転職先を紹介してあげる。

 

 

 

これらの力を誰もがかなわないぐらい圧倒的に磨く必要がある。

 

 

 

課題②:価値をお金に換える力

価値をお金に換える力というのは、シンプルに言ってしまえば、営業力だ。

 

自分が提供する価値が明確になれば、その価値の価格も明確になる。

提供価値と価格が決まれば、後はそれを必要としている人を探して営業するだけだ。

 

営業力は、活動量とコンバージョン率に分解される。

その価値を求めていそうな人、何人に声掛けできるか、というのが活動量だ。

その内、何件が成約するかというのがコンバージョン率だ。

 

 

いくら稼ぐかを決めて、それに必要な件数を算出し、コンバージョン率で割り戻して、活動量を決定する。

 

コンバージョン率を上げるためには営業としてのスキルも必要だ。

営業のポイントは以下の記事にまとめた。

banao34.hatenablog.com

 

 

 

課題③:価値提供の仕組み化

価値提供の仕組み化については、どのように身に付けていけばよいのか明確になっていない。

 

恐らく、人とシステムを組み合わせて仕組化することが必要だ。

この仕組み化ができるかどうかが、経営者と言えるか、ただの個人事業主と言えるかの違いかもしれない。

 

また、別途まとめる。

 

 

 

課題④:理念

共感できる理念があるかどうかが信用につながる。

人は、なぜやっているか、つまり理念に惹かれる。

 

クラウド・ファンディングなどはその最たる例だ。

トーリーを語って、共感で、お金を集めている。

 

私の理念は、、

「安心・安定を再定義し、挑戦する社会をつくる」こと。

「保険の流通を変革する」こと。

 

こちらもまた別途まとめる。

 

 

 

課題⑤:一貫性

一貫性があることも信用につながる。

 

言っていることがコロコロ変わるとか、やっていることがコロコロ変わると、信用されなくなってしまう。

一貫して理念に向かって進んでいるということが、信用につながる。

更に、一貫性があると、同じ領域の人たちとのつながりが増えていくため、知識や人脈も蓄積しやすい。

 

一貫性というのは、やり抜く力でもある。

自分が決めたことをやり抜いているかどうか。

手段やスケジュールが変わることはあっても、目的は達成しているか。

 

 

 

課題を整理する過程で、自身の強みも見えてきたので、そこを集中的に伸ばしていく。