お金を殖やしながら、QOLを上げる
6/24に考えたこと。
最近、QOLを向上させることが大事だと思い始めた。
でも、QOLを向上させることだけを追い求めると、ただの浪費家になってしまう可能性がある。
事業家として、お金を殖やしながら、QOLを上げるにはどうしたらよいのか。
考えをまとめてみる。
QOLを向上させるべき理由
元々、私自身、QOLの向上にそこまで意味を感じていなかった。
特に、食べるものには全くこだわらなかった。
飲みも金蔵や鳥貴族で全然かまわなかった。
そこにお金を使うぐらいだったら、お金を貯めて、高くて良いモノを買いたいという願望の方が強かった。
最近は、ようやく美味しいご飯を食べることの意味を実感しつつある。
美味しいご飯を友人や同僚と一緒に食べると、特別な思い出になる。
そして、美味しいご飯を食べたいなと思い、頑張ろうという気分になれる。
毎日毎日、高くて美味しいご飯を食べる必要はないが、定期的にそういう機会を設けることで人生が充実することが分かった。
QOL向上の手段のパターン
QOLの向上の手段は、上述した美味しいご飯を食べることだけではない。
通勤時・営業時などの移動の仕方にもこだわることもQOLの向上につながる。
毎日の通勤で、満員電車でストレスを抱えながら通勤するのと、朝早く通勤して空いた電車で座って通勤するのでは、仕事への充実感が全く変わってくる。
また、良い睡眠も、QOLの向上につながる。
狭いベットで縮こまって寝るよりも、広いベットで伸び伸びと寝る方が絶対に良い。
良い睡眠が確保できると、仕事の生産性も向上する。
このようにして挙げていくと、QOLの充実というのは、キリがない。
本当に仕事のできる社長を見ていると、日々のQOLの充実にこだわっている。
QOLはとことん向上させていくべきだ。
QOLを充実させるという名の浪費
しかしながら、QOLの充実というのは、ともすると、ただの浪費になりがちだ。
ひたすらお金が減っていくだけになってしまう。
もらっている給与の分だけ、お金を使っているとしたら、浪費をしているのではないだろうか。
財布にお金が入っていたら、全部使ってしまう、というのも浪費だろう。
私自身、独立する前のサラリーマン時代は、給与が増えると同じだけ出費を増やした。
QOL向上のために、良いマンションに住み替えたりした。
自分の見栄を満たすために、高い時計や車を購入したりした。(これも人からの見られ方を良くして、褒められたり羨ましがられたりすることによって、日々を充実させるという意味では、QOLの向上と言えるだろう。)
しかし、こういった習慣を続けていては、お金持ちになることは無理だ。と最近気づいた。
お金持ちになる人は、手持ちの現金を殖やしながら、更にお金が入ってくるように人脈・事業を広げている。
良いマンションに住んでも、良い時計や車を買っても、お金は入ってくるようにはならない。
収入が増えた分だけ、支出だけが増えていってしまう。
お金を殖やしながら、QOLを上げるには?
では、QOLを上げながら、お金を殖やしていくにはどうしたらよいのか?
まだ実感としては、よく分かっていない。笑
しかし、とある社長がおっしゃっていたのは、、
「自分の手元から出ていくお金が全て投資になるようにしなければならない」
ということだ。
少し前に流行った、『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』にもこう書かれている。
自分の手元に入ってきたお金の動きというのは、自分の生き方そのもの。
意識するしないにかかわらず、お金を使うのは紛れもなく自分自身です。だからこそ、お金の出ていき方には、その人の考え方や判断基準、生き方そのものが映し出されます。
いい加減な使い方をすればどんどん減っていくし、慎重に使えばお金はたまっていくでしょう。ケチケチ使えば浪費は減るかもしれませんが、それで手元に残るお金には「ケチ臭さ」が染み付いてしまいます。一方、将来を見据えて未来のために使えば、未来はちゃんとそれに応える結果を与えてくれます。
日々、手元から出ていくお金に敏感になる。
そして、手元から出ていく”全てのお金”が投資になるようにする。
手元から出ていくお金に敏感になるためには、財布に数十万円を入れてみるのも良さそうだ。
気付いたら、そのお金が無くなっているとすると、浪費に消えているはずだ。
自分が使ったお金を意識すらしていないのだから。
実は、以前にもお金を財布にたくさん入れてみたことがあったが、気付いたらなくなってしまっていた。
最近、やっと財布にお金を入れても、なくならなくなった。
なくならなくなるだけではなく、ちゃんと目的と節度をもって、お金を使えることがお金持ちへの道なのではないかと思う。
QOLの向上のために使うお金としては、自分の仕事の生産性を高めるためのお金になっているか、が重要なのだと思う。
これからも、QOLの向上、投資と浪費の違いは、追求していく。