リーダーの"あり方"
7/22分。
リーダーとしての"あり方"をまとめる。
"あり方"の必要性
リーダーは常にメンバーに見られている。
リーダーがリーダーと捉えられるだけの行動をしていなければ、直ぐにメンバーは離れていってしまう。
また、ポジティブな評価が広まることは少ないのに、ネガティブな噂は直ぐに広まる。
ちょっと気を抜いたつもりでも、その気を抜いた時にメンバーに見られていたら、それが誇張されて広まってしまう。
リーダーになる人でも、一人では何もなすことができない。
色んな人がついていきたいと思えるような、リーダーとしての"あり方"を持っていることが必要だ。
生活習慣を整える
まずは、生活習慣を整えることが大切だ。
早寝早起きをする。
三食きちんと食べる。
定期的に運動する。
そういった、当たり前の事を、バカにせず、ちゃんとやっていることが大事だ。
なぜなら、生活習慣が悪化していると、横柄な態度に見えたりするからだ。
例えば、朝早く出社している人と、遅い時間に出社する人だと、遅い時間に出社する人の方が、「調子に乗っている」と思われる。
また、生活習慣が悪化していると、体力・気力が低下してしまう。
例えば、前日夜遅くまで飲んでいて、翌朝のミーティングで頭が回っていないリーダーがいたら、メンバーはがっかりする。
常に全力でメンバーに尽くせるように、生活習慣を整え、常に準備ができている状態にしなければならない。
バカにされても反論しない
何か新しいことに挑戦すると、バカにされることが多い。
「何のためにそんなことをやっているの?」
「もっと、こうすればいいのに」
「失敗するかもだから、やめといた方がいいよ」
向こうはアドバイスをしているつもりかもしれない。
しかし、そういう挑戦をしたことがない人が言ってくるときは、要はバカにしているわけである。
しかし、これは仕方ないのだ。
やったことがない人は、あれこれ言いたがるのだ。
また、やったことがない人は、どうしても理解できない部分というのがある。
例えば、転職をしたことがある人と、転職をしたことがない人は全く異なる。
転職をしたことがない人が、転職をしたことがある人のことを理解することは難しい。
なぜ、転職という決断を下すような状況に至ったのか、その状況になるとどんな感情を抱くのか、など経験してみないと完璧には理解できないからだ。
リーダーというのは、率先して新しい挑戦をしていくので、こういった形でバカにされることも増える。
しかし、反論する必要はない。
素直に話を聞いて受け入れれば良い。
そして、指摘してくれてありがとう、と感謝する。
「この人から、自分はそう見えているのだな。」と認識する。
そこから、その人の物事の見方・考え方・過去の経験などを分析する。
どんなことからも学んで、何か活かす。
威張らない
どんなに偉くなっても、何かを成し遂げたとしても、威張ってはならない。
威張った瞬間から人は離れていく。
例えば、自分が育てた人を「こいつはオレが育ててやったんだ」と言って自慢する人がいる。
また、自分はこんなことを成し遂げたのだ、と過去の栄光ばかりを自慢する人がいる。
こんな時、周りで聞いている人は、「めんどくさいな」「また始まったよ」と思っている。
自分の功績は自分で自慢してはダメだ。
自然と功績があるような振る舞い・身なりをしたり、周りの人が勝手に功績を宣伝してくれるぐらいが理想だ。
"言うな、思わせろ"だ。
ケチらない
ケチくさいのも人が離れていく要因になる。
リーダーは上の立場に立つことが多いので、お茶・ご飯・飲みに行くときに、下の立場の人に積極的におごらなければならない。
年齢や立場が離れているほど、目上の人が目下の人に少しでもお金払わせると、その人は「払ってくれなかった」と不信感をもつからだ。
女性には、お金を払わせない。
目下の人にはお金を必ず出してあげる。
という姿勢が大事だ。
誰かに仕事を依頼するときも同様だ。
相手が正当な価格で値付けをしてきたら、 その価格でお金を支払ってあげる。
そこでケチくさく、値切ったりすると、信頼されなくなる。
リーダーになるために守るべきことは多い。
一瞬たりとて、気を抜くことはできない。