CEOとCOOの違い
CEOとCOOの違いに関してまとめておく。
こちら↓の記事を参考にする。
CEOとCOOに求められる能力は全く異なっている。
まず、考え方として、CEOは発散型で、COOは収束型である。
CEOは常に何か新しいビジネスチャンスがないかと探っている。
お金になりそうなことがあれば、試しにやってみる。
好奇心が旺盛で、新しい物好きである。
対して、COOは事業を遂行していくことに関心がある。
事業の計画を練って、収支の計画を立てる。
事業がうまく回るようにメンバーをまとめる。
やることではなく、やらないことを決めて、メンバーを仕事に集中させる。
経営者には、CEOとCOOの能力どちらも求められる。
厳密に、CEOとCOOの役割分担が完璧にできていることは少ないと思う。
しかし、CEOとCOOの能力のどちらが強いかは、経営者によって異なる。
例えば、孫さんは上記でいうところのCEOの能力が高いのではないかと思う。
YahooBB、SoftBank、SBI、アリババまで、幅広い企業を手掛けてきた。
最近では、ビジョンファンドを設立して、幅広い分野の最先端の企業に巨大なお金をつぎ込んでいる。
一方で、柳井さんは上記でいうところのCOOの能力が高いのではないかと思う。
衣料品以外の領域にも投資はしているが、基本的にはユニクロの事業に集中している。
自分はどうかというと、圧倒的にCOOタイプだ。
色んな発想が次々に出てくるタイプではない。
どちらかというと、フワフワとしている要件を固めていったり、具体化していったりすることの方が得意だ。
ということはCEO的な部分に関しては、誰かの力を借りて発想をもらうようにするか、一つの事業でひたすら大きくし続けられる領域を見つけるしかない。